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Articles Archive for 6 10 月 2008

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[6 10 月 2008 | Comments Off | | ]

このところの番組改編期におけるTBSの特番が酷い。
ざっと挙げてみると以下の番組だ。
09/30 みのもんたVS国会議員ずばッとコロシアムⅤ
10/01 K-1ワールドMAX2008トーナメント
10/04 ROOKIES SP
10/05 キングオブコント08
全てゴールデンタイムでの放送だし、一応、番宣もやっていたから、それなりに期待していたんだけど、次々と裏切られ続けた。
尤も、ただ、つまらなかったというだけならまだしも、番組制作者側の視聴者を舐めてるとしか思えない安易さが透けちゃってたよね。
まずは「みのもんたVS国会議員ずばッとコロシアムⅤ」。雛壇に並んだ与党、野党の議員達。一言掛ければ飛んできそうなメンバーが勢ぞろいしたという感じ。
自民党は山本一太、平沢勝栄達、野党は、原口一博、森ゆうこ、小池晃、そして福島瑞穂等、の面々だ。
そして、いろんな政策に関してYES、NOの札を上げさせてコメントを求めるという展開なのだが、この白黒はっきりさせようという、いわゆる”ずばッと方式”は、問題を単純化させて、議論が全く深まらない。
それどころか、仕切りきれないみのさん、スタジオはいつものカオス状態へ。
さらに、例によって、貧しい母子家庭や、老老介護の現場のビデオが流れ、気の毒顔のみのさん、官公庁での無駄遣いの例としてわざわざスタジオに持ち込まれたゴルフクラブやマッサージチェアを見て、あきれ顔のみのさん。幾度と無く繰り返された光景がまだ、そこにあった。辟易。
そして、番組の最後に、みのさんが、あなた達の老後は不安ですか?と、議員達にYES、NOの札を上げさせるのだが、と同時に2chの実況板には「まず、お前から上げろよ、億万長者・みの」という書き込みが上がった。
次はK-1。トーナメントの準決勝と決勝で魔裟斗がそれぞれダウンを奪われるも、なぜかドローの判定で延長戦になり、両試合とも勝ってしまうという展開。
興行として、テレビ番組としては(いわゆる大人の事情としては)、この結果は確かに正しかったのかもしれない。魔裟斗が優勝するほうが、会場も興奮するし、絶対数字取れるからね。
しかし、K-1をスポーツとして見てた人にとっては???だったのではないか。
この日の結果(裁定)は、瞬間的にはよかったかもしれないけど、長い目で見るとボディブローのように、K-1にダメージを与えると思う。
全国の普通のライトユーザー達の「あ~、やっぱりね」という、薄暗いつぶやきを馬鹿にしてはいけないのだ。
さらに、ROOKIES SPだ。
連ドラの最終回で秋にスペシャル放映決定みたいな告知があって、ROOKIESファンを色めき立たせる。
しかも、最終回の最後に謎の男のうしろ姿。あれは誰だ?いやがおうにも期待するではないか。
しかし、今回の2時間半のスペシャルは、今までの総集編、限りなく再放送に近いシロモノだった。しかも、最終回にあった男のうしろ姿も無く…
いつ、新しい展開になるのかわからないから、目が離せないと思いながら見続けた僕の2時間半は何だったのだろうか。
そして、昨日の「キングオブコント08」。
決勝にはバナナマンとバッファロー吾郎が残る。
僕はこのバッファロー吾郎という上方芸人知らなかったんだけど、19年目のベテランらしい。
19年もの間、東京方面では無名だったという理由がよくわかる熟練のつまらなさだ。しかもコント意外の時もカメラが向くといちいち、わざとらしい”変顔”をするその感覚からして昭和なのだ。
しかし、なんと、このバッファロー吾郎が優勝、で、1000万円をゲット。
インタビューでは、ダウンタウンを初めみんな(業界内の人々)に感謝の言葉。
審査員は予選で落ちた芸人達。長年、面倒見てくれた大先輩に花を持たせよう的意図が見え見えの薄ら暖かいインサイダー裁定はあまりに露骨だった。
空気が読める司会の松ちゃんだけ微妙な表情だったが、この企画、多分、来年は無いなとまで思わせた。
勿論、その晩、バッファロー吾郎のブログは炎上。
それにしても、ここまで問題番組を連発するTBS、大丈夫か。
悪いのは何だろうか。プロデュース能力の劣化?予算の削減?それとも、全部見ちゃった僕(達視聴者)?
まさむね

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[6 10 月 2008 | Comments Off | | ]

ちょっと前に終了してしまった「クリームなんとか」というお笑いのバラエティ番組の最終回、売れっ子の芸人(有田鉄平、河本準一、ナベアツ達)が自分が身に付けている服や時計や財布等を鑑定してもらうというコーナーがあった。
驚いたのは、彼らが一様に、100万円、200万円もする高級ブランド時計を持っていたということだ。
今まで、高級時計趣味の世界を全く知らなかった僕にとって、お笑い芸人の全員が高級ブランド時計を持っているのを見た時、それはカルチャーショックに近い衝撃だったよね。
さて、人は何故、ブランド時計に惹き付けられるのだろうか。
恐らく、所有物はその人のステータスを表現している。その事は同時に、ステータスの高い世界の住人へのパスポートを手に入れることでもあるんだろう。
芸人達は、高級時計をする事によって、その高級時計の価値がわかる世界に入ったっていう実感を得てるんじゃないかな。
逆に言えば、200万円の時計は、庶民レベルの世界では、ある意味、全く、無価値だからね。
でも、高級時計を持つメンタリティをもう少し分析すると、もっと深いものがあるのかもしれない。
そこには、世界最高級の職人技への尊敬の念が込められているんだと思う。
また、それぞれのメーカーには愛好者の連綿たる歴史があって、その歴史物語に対する愛着もあるんじゃないかな。
例えば、ロンジンは、島津忠義が西郷隆盛に贈った懐中金時計のメーカーであるとか、パネライは、藤原紀香と陣内智則の結納を交わした際、藤原紀香が結納返しとしてこの特注時計を贈ったとか、パテックフィリップの愛好者には、ヴィクトリア女王、ワグナー、トルストイがいたとかね。(高級腕時計ブランドガイドのHPより)
時計趣味っていうのは、恐らく、こういった歴史的、精神的、あるいは物語的な背景も含めて多層的に時計に惹かれるってことかもしれないよね。
だから、それは持ち主にとっては、凄く大事な物なんだろうな。
そういえば、あの三島由紀夫は、その最期、割腹自殺をするために自衛隊に向かった時、いつも左腕にしていた世界三大高級時計メーカーの一つのスイス製のオーデマ・ピゲ(写真)ではなく、敢えて、実用的で安価な時計をしていったという。
自分の最期の集大成の時間を、オーデマ・ピゲでは刻みたくなかったのかな?その真意は永久に謎だよね。
まさむね