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[6 3 月 2009 | 2 Comments | | ]
ビートルズにおける猥歌合戦 ~ポールVSジョン~

ジョンとポール。
作詞者としての二人を比べる、その個性のコントラストに改めて驚かされる。
例えば、二人の作品がシングルのA面とB面でわかれたケースにそれは顕著だ。
Can’t buy me love と You can’t do that におけるポールのロマンとジョンの暴力性。
Paperback Writer と Rain におけるポールの物語志向とジョンの哲学。
Strawberry Fields Forever と Penny Lane におけるジョンの内面性とポールの明るさ。
Hello Goodbye と I Am The Walrus におけるポールの解りやすさとジョンの難解。
Hey Jude と Revolution におけるポールの優しさとジョンの社会性。
簡単に言ってしまえば、二人は正反対の個性を持っている。
そして、だからこそビートルズの宇宙はあれほど、豊かなのである。
勿論、ジョージとリンゴの存在も忘れてはいけないが、本稿では話の流れ上、横に置かせていただく。
     ◆
さて、ここではその対比の中でも、二人の”卑猥さ”に注目して論を進めてみたいと思う。
最近では桑田佳祐さんの曲ぐらいでしか聴かなくなった卑猥フレーズ(ここでは、猥歌と表記)だが、ちょっと前のフォークやロックには猥歌がたくさんあった。
勿論、ビートルズも例外ではない。
それどころか、僕の解釈だとビートルズこそ、優れた猥歌メーカーなのである。
     ◆
まず、ビートルズの曲の中で猥歌として最も有名なのがHappiness is a warm gun。
White Albumに収録されている3部構成のジョンの曲だ。
まずは1部。
The man in the crowd with the multicoloured mirrors on his hobnail boots 
Lying with his eyes while his hands are busy working overtime
人ごみの中にいるあの男 鋲を打ったブーツにつけた極彩色の鏡が光る
彼の目は嘘をつき 手は超過勤務で忙しく働いている
ここは普通に訳しても、あやしげな感じだ。
さらに、もっと意訳すると、靴に鏡を備え付け、何食わぬ顔をしてその鏡に映した女の子のパンツを眺めながら、手でオナニーをしているというとんでもない歌詞なのである。
そして2部。
Mother Superior jump the gun
修道院の層尼長がgun(おちんちん)に飛びつく
ちなみに、Mother Superiorは、ヨーコの隠語という解釈も成り立つ。
このさらに3部。
Happiness is a warm gun mama
発射直後の銃にこそ幸福がある ママ~
勿論、この歌詞は別解釈がある。
特に、3部のwarm gunは「射精直後の温かいペニス」という猥歌的解釈の他、「打ったばかりのヘロイン注射」というドラッグ的解釈と「撃ったばかりの銃の銃口」という暴力的解釈が可能だ。
Happiness is a warm gunは一曲丸々猥歌であるが、その他の曲では、その一部が猥歌である。
      ◆
例えば、Glass onionの以下の箇所。
Fixing a hole in the ocean Trying to make a dove-tail joint
海にある穴を埋めながら、鳩の尾っぽ型の蟻継を作ろうとしながら
ここでいうFixing a hole in the ocean(=海にある穴)のoceanはヨーコのことと読み替えれば、ヨーコとセックスするって事になる。また、「鳩の尾っぽ型の蟻継を作ろうと」というのは、ペニスを勃起させながらということ。
そう思って蟻継を見てみると確かに卑猥に見えてくるから不思議だ。
その他、ジョンの猥歌にはCome together、Dig a pony等がある。
具体的に見てみよう。
Come together は以下のところだ。
he got …