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湯島聖堂を湯島天神と勘違いしてしまった

5 5 月 2009 No Comment

先日、御茶ノ水に行った際に、湯島天神に行こうと思い立ったのだが、実際にたどり着いたのは湯島聖堂だった。
僕は御茶ノ水駅のすぐ近くにある湯島聖堂をずっと湯島天神だと思っていたのだ。
明らかな勘違いである。

その日、僕は湯島聖堂にいた。でもまだ自分はそこが湯島天神だと思い込んでいた。
境内には、「第8回藩校サミット」という催しを告知するノボリがそこかしこに立てられている。
そこには、三つ柏の紋が。
天神様(梅紋の聖地)のお膝元でこれほど多くの柏というのも変だなぁと思ったのだが、まぁそういうこともあるのかと、境内の奥へと足を進める。孔子様の大きな銅像が。
人間の勘違いというのは恐ろしいものだ。それでも僕はまだここは湯島天神だと思っていたのだ。

同行していた妻が言う。「なんか長崎の孔子廟みたいな雰囲気だね」

確かに、境内を見ても神社の雰囲気は全く感じられない。
だが、それでもまだ自分の誤解に気づかない僕。僕は自分の習性に従って、家紋を探す。道の脇に防火用の水貯めがあるが、そこにつけられていたのはなんと、三つ葉葵が。
後で知ったのだが、湯島聖堂は、江戸の初期、幕府が儒学を普及させるために創った施設だ。
そのため、三つ葉葵があっても不思議ではない。
しかし、時代の流れとはいえ、半ば捨てられたような水貯めについた三つ葉葵。わびしい雰囲気を出していた。

さらに、屋根の瓦を見る。多くの寺社、旧家では、屋根の瓦に、定紋があるからだ。
ただ、火避けのために巴紋がある場合もある。
しかし、そこにも梅ではなく、別の紋が。
でも、僕がそこを天神じゃなかったと気づいたのは実は家に帰って、ネットで確認してからだった。
なんということか。
       ★
さて、その後、近くの神田明神にも足を伸ばす。
道路沿いにはは、神田明神祭礼のノボリが。お祭りが近いらしい。
神田明神の境内は明るい。いわゆる神社特有の鬱蒼とした感じはないが、一般の人が気軽に入れる雰囲気がある。
これぞ、下町の空気だ。それ自体は悪くない。
ちょうど、神前結婚式の記念撮影をしていた。
花婿さんの紋付は鷹の羽紋。花婿さんのお母様は揚羽蝶、お嫁さんのお母様の紋付も揚羽蝶。花婿さんとお母様の紋が違うのは、お母様の紋が女紋だから?それとも貸衣装?などと余計なことを考えてしまった。

さて、神社の中は巴紋で溢れている。
ここの巴は、流れ三つ巴といわれる独特の巻き方をしている。巻き足が長いのだ。
江戸屋猫八師匠の紋も近いが、巴の頭の部分の形状が若干違う。神田明神の流れ巴は頭が丸くないのである。

また、神田明神には狛犬がたくさんいる。
特に本堂の脇にある狛犬は筋肉隆々、強そうで立派だ。狛犬も時代に即した流行があるのだ。形状は上野の下谷神社の狛犬と酷似している。もしかしたら、同じ職人が作ったのかもしれない。(最近、ちょっと神社の狛犬が気になっている
本堂の脇には八雲神社、そこの狛犬はやや大人し目、コケが生していていい雰囲気を出していた。

神田明神の大鳥居から、短い表参道を通って、左にまがりまっすぐ、そのまま秋葉原駅へ向かった。
秋葉原はいつもの秋葉原だ。神田明神とは全く違う人種が沢山いる。それにしても若者が多い。秋葉原ってそんなに面白い場所か?まぁいいけど。
このあたりは、御茶ノ水、神田、神保町、秋葉原と、ブロック一つ違うと文化圏も変わる東京でもユニークなエリアだ。
散歩すると楽しいよね。

まさむね

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