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リアリティがあるがゆえに、龍馬伝は細かい破綻が気になる

23 1 月 2010 No Comment

NHK大河ドラマ「龍馬伝」は今までの大河とは映像の異なる。いわゆるリアリティがある映像である。
例えば、光と陰の使い方が岩井俊二的。
勿論、これは史実に忠実でリアルだということとは全く違うことだが、今後の日本のテレビドラマの主流になっていくんだろうな。

でもそのリアリティがゆえに、肝心なところの省略が気になる。
例えば、前々回で龍馬が、人足(農民)に酒を持っていくシーン。その酒はどうやって手に入れたの?
あるいは、前回で、弥太郎が崖から龍馬に向かって叫ぶのだが、アレッ、関所で捕まって、打ち首にならなかったの?

などだ。

まぁ、以前の大河もこういった不可解なところ、あるいは一番大事なところをネグってたんだろうけど、それほど気にならならなかったのはその映像が古典的だったからかもしれない。
逆に、龍馬の博徒達との立ち回りはかっこよかった。さすが福山だ。

まさむね
いろは丸事件と陸奥陽之助 〜「龍馬伝」を見て〜(10.18)
幕末の名場面を周到に避けるのは大河ドラマの伝統か(09.07)
坂本龍馬を救った組み合い角に桔梗紋の紋付(09.06)
何故,龍馬は急に紋付を着るようになったのだろうか(07.28)
「篤姫」から「龍馬伝」に繋がる家紋ミスを深読みする(07.03)
「龍馬伝」でどのように尊王を描くのかが楽しみだ(04.05)
「龍馬伝」の”無理”が微妙に気になり出している(03.29)
龍馬と義経とタケルに共通する日本史上の英雄の典型(02.03)
リアリティがあるがゆえに、龍馬伝は細かい破綻が気になる(01.23)

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