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Articles Archive for 1 3 月 2010

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[1 3 月 2010 | 2 Comments | | ]

チリで起きた大地震の影響で、日本各地で津波の被害が出ているようだ。
自然災害とはいえ、被害にあわれた方は本当に気の毒に思う。
しかし、その一方で、不謹慎を承知で言わせてもらえば、テレビで常に流されている津波情報を見ていると、日本に大きな波がだんだん近づいてくるというそのイメージに、微妙にロマンチックな感覚を持ってしまった。というのも正直なところだ。
1990年にサザンの桑田圭祐が監督をした「稲村ジェーン」を思い出した。この映画、いつか来るかもしれない波をひたすら待っている3人の若者の話であるが、それが青春の甘酸っぱい記憶と重なり、桑田さんの音楽の美しさもあって、良質の映画に仕上がっていた...と思う。
確かに、映画監督して処女作だったということもあって、各場面のリアリティ深度にムラがあり、トータルでは微妙なところも無かったわけではないが、僕の中では、好きな映画の部類に入る。
リアリティ深度のムラというのは、今、ここで僕が勝手に作った造語であるが、例えば、ヤクザ映画と怪獣映画と小津の映画と、ハリウッド映画では、それらが異なる。
しかし、「稲村ジェーン」ではそれらがごっちゃになっている感がしたということである。
たしか、その作品を北野武が批判して、「あの夏一番、静かな海」というサーフィン映画をつくったのである。
あれはバブルの頃、サーファーというのはカッコいい男の代名詞みたいな時代があったな。だから、カッコだけサーファーのようにしている人のことを丘サーファーとも言ったっけ。
でも最近、恵比寿あたりでは丘サーファーを見かけなくなったな。それに対して、最近耳にするのが、使いこなせていないのに、アイフォンを片手に持って歩く、丘アイフォン。飲みに行った時、なにげなく、机の上にアイフォンをおき、それをファッション化しようとするのだが、微妙に「着こなせて」いない人々のことだ。
最近、営業をはじめたけど、なんだか浮いている僕はさしずめ、丘営業か。
といっても、ここまでくると、「丘」っていうのがもともとなんだったのかわからなくなるか(笑)。
まさむね