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Articles Archive for 7 3 月 2010

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[7 3 月 2010 | 3 Comments | | ]

今週の土曜日の病院もいつもと同じように待たされた。
病院に着いたのが7時半、診察が始まったのが9時。そして僕の番が来たのが11時20分。そして終わったのが11時半だ。
もう慣れたとはいえ、この待ち時間は本当になんとかならないものだろうか。
しかし、そんな退屈な時間にも、楽しみはある。「病院の待合室では、時間が余にもゆっくり進むという話」のあの夫婦の会話がまた聞こえてきたのだ。
しかも、今回は僕の席の隣に座っている。視線は向けられないが、僕の耳はすでに大きくなっている。
今日はどんな会話が飛び出すのか、そこに神経を集中した(ちょっと悪意のある僕)。
まずは、おばあさんがいつものように優しくおじいさんに話しかける。
「今日は沢山の人がいますね。」
おじいさん、おばあさんの言葉が聞き取れない。
「えっ!なんだ??」
そしていつものパターンに入っていく...
「だから、今日は沢山の人がいますね。」
「えっ!なんだ??キョウ・リョク・シャ?」
「いえいえ、今日は沢山の人がいますね。」
「えっ??ヘビ?」
おじいさんの頭の中は相当混乱しているらしい。そして一言吐き捨てた。
「お前の話はいつも言語不明瞭でわからん。」
僕は何週間に一回、会話を聞くだけだからいいが、この夫婦はほとんど毎日、このようなやりとりをされているのだろうか。
それは本当に大変なことだ...
ところが、二人はその後、何事もなかったかのように、黙って座っている。
そして、しばらくしておじいさんがおばあさんに、今度はニコニコしながら話しかけた。
「そういえば、昨日、面白い夢をみたぞ。」
「なんですか?」
オ~、、このおじいさんだから、さぞかし面白い夢でもご覧になられたのだろう。勿論、隣の僕も興味津々で耳をそばだててしまった。
「この病院にものすごく大きな...」
「.........」
おじいさんはいきなりマッたりとしてしまい会話をやめてしまったのだ。
オイオイ、終わりかよ!大きな何がどうしたというのだ!僕は気になって仕方が無かった。
そして、ついに隣のおじいさんの姿に目をやってみる。思わず見てしまったというやつである。
すっするとなんと、僕と同じ柄のオーバーを着ているではないか。しかも、手の部分が茶色くなっているのも同じだ。
つまり、僕とそのおじいさんは、客観的に見たらカブッていたのだ。
多分、全く知らない人が見たら、おばあさん、おじいさん、そして僕は三人セットに見えるに違いない。
あ~、そこからの待ち時間は、さらに長く感じられたのであった。
まさむね