鬼子母神の神紋=ザクロは血の味 罪の味
19 4 月 2010
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雑司が谷の鬼子母神へ行った。
下谷の鬼子母神もそうだが、鬼子母神の紋所は、ザクロである。
この話を妻にするといつもこのフレーズを口づさんでくれる。
「ザクロは血の味 罪の味」
ネットで調べてみるとこれは、高階良子さんの「赤い沼」というマンガのフレーズらしい。
なんとも怖い響きがある。
もともと鬼子母神とは、自分の子供を養うために、他人の子供を盗っては食べていた女性の話だ。
それをみたお釈迦様が、その女性の子供を隠してしまう。怒り狂ったようになった女性にお釈迦様は、「誰にとっても子供というのは大事なものだ、自分の子供だけをかわいがることのは間違っている」と諭したという話である。
女性は改心してお釈迦様の弟子となる。そして、お釈迦様は、その後、もしも子供を食べたくなったら、これを食べなさいとザクロを渡したのだ。
それ以降、この鬼子母神の象徴としてザクロが使われるようになったという。
女性の欲望を制御するのではなく、その欲望は欲望として温存しながら、その罪(人を食べるという)を犯させないというのは、現代的な発想だ。
現代は欲望肯定の時代だ。だから欲望が出て困ったときにはその欲望をなんとかする(ようするに我慢する)のではなく、欲望を生かしたままで、かわりになることをしよう、させようとするのが現代的だからだ。
本来、宗教というのは欲望を抑制する思想だと思っていたが、庶民はそんなものにはついていかない。都合のいい話がすきなのだ。
なんとなく、エコカー減税のことを思い出した。
まさむね





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