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[30 4 月 2010 | No Comment | | ]

本を併読していると思わずそれらの本が頭の中でシンクロすることがある。
最近もそんなことがあった。
その2冊とは、「地図と家紋で知る名字のルーツ」(姓氏歴史研究会編)と「日本力」(松岡正剛、エバレット・ブラウン)である。
「地図と家紋」のほうは、今までの名字本とは異なり、それらの姓氏のルーツの土地を紹介しているところが新しい。
例えば、鈴木氏のページには和歌山県海南市の藤白神社、佐々木氏のページには、滋賀県蒲生郡の沙沙貴神社といった感じだ。地図も出ている。
一方、「日本力」のほうは、それこそ掘り下げてみたいテーマ満載のヒント本である。掲載されている写真もそのコメントも素晴らしい。さすが松岡正剛とエバレット・ブラウンだ。
さて、冒頭のシンクロという話だが、「日本力」の中の一つのテーマが「氏神復活」なのである。そして、自分の先祖の場所にとにかく行ってみようということなのだ。そして、「地図と家紋で知る名字のルーツ」はそのためのガイドブックなのである。
具体的にはエバレットは(266ページで)こう述べている。
だから、もし自分のおじいさんが鹿児島県出身だとわかったら、親戚がそこに住んでいなくてもその場所に行って、氏神を調べて、その土地をゆっくりと自分の足で歩いてみるのも、いいかもしれません。そうすると、もしかして何かを思い出したり、感じたりするかもしれない。
そうかもしれない。おそらく、現代日本人にとって一番大事なのは、先祖との絆、過去とのつながりを取り戻すことだ。
これが最大のテーマだ。僕もいつか山形の村上市に行ってみよう。
まさむね