松永安左エ門の墓にあった扇家の墓
16 6 月 2010
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先週末、新座の平林寺に行ってきた。
鬱蒼とした森の中にある臨済宗の禅寺である。
ここではまだ禅が生きている。多くの僧侶がここで修行している。そういった重みが境内に感じられた。
僕の目的は松永安左エ門の墓である。
この松永安左エ門は、「電力の鬼」とも言われた財界人であると同時に、耳庵(じあん)と号する茶人・古美術収集家としても知られた人物だ。福田和也の「人間の器量」にも取り上げられていた。
いわゆる大物である。
しかし、墓はいたってシンプルだ。ご自身と奥様の墓が並んで立っている。
そして、その墓所の中には扇家の墓という古い墓もある。おそらく、どこからか移されてきたのだろう。松永夫婦の墓よりもずっと年季が入っている。しかし、建立者として安左エ門自身の名前が刻まれていた。
これは松永氏の縁者の墓を、行き場がなくなってここに移したのだろうか。
愛人の墓なのだろうか...
家紋は下がり藤に扇紋。
これは、下がり藤が扇を守っているようにも見える。
墓所の家紋を見るとその向こうに、故人の人生も透けて見えることがある。
それを推理(時に邪推)するのが楽しみなのである。
時間があったら、調べてみたい。
まさむね





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