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竹熊健太郎君に感染した僕

6 7 月 2010 No Comment

先週の土曜日に、他の友人二人と一緒に、竹熊健太郎君と会って飯を食った。(写真は「家紋主義宣言」を掲げる竹熊君と僕。)
彼は今では京都精華大学のマンガ学部、マンガプロデュース学科の教授であり、学科長だという。
会うなり、すぐに、彼が現在打ち込んでいる「マヴォ」の話になった。彼はiPadを操作しながら本当に丁寧に説明してくれた。
「マヴォ」というのは彼が責任編集で出している漫画雑誌だ。
若き漫画家の卵達に作品発表の場を提供しているという意味で大変意義深い仕事である。彼の説明を聞くと、彼がいかに漫画というものに、そして若き才能達に愛情を持っているのかがわかる。

首都大学の宮台真司氏がどこかで書いていたが、献身的に他人ために打ち込む姿は、周りの人を感動させるし、同時に感染させる。(彼はそれをミメーシスと呼んでいる。)
竹熊君は一時、脳梗塞で生死の境をさまよい、車椅子生活を余儀なくされたという。その時、自分が出来ること、自分の好きな事をやるにはもう時間がないと思ったという。今すぐにしなきゃダメなんだ。彼の目は、僕にもそう訴えかけていた。

そして僕もなにか、「世のためになること」をしたくなった。僕は竹熊君からなにかを感染したのかもしれない。

さらに彼はこうも言っていた。

この年になると、いつの間にか、僕らは一巡したのか、若い頃に打ち込んだことをもう一度やるもんですね。僕は「摩天楼」というミニコミのようなことをしているし、西村さんは一本気新聞をやってますからね。

確かにそうだ。ブログを続けている僕の中には、若かりし日と同じ自分がいるのだ。なんだか分らなかったがとにかく、何か表現したかった自分だ。

最近の僕は体調がそれほどよくないが、それでも頑張ろうと思った。
友達というのはいつになってもいいものだ。

まさむね

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