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銀杏紋 -大陸文化、知恵、火除け、長寿...- 辰野金吾、久米桂一郎、中村勘三郎...

31 12 月 2010 No Comment


銀杏は、裸子植物特有の無防備なおおらかさが魅力の巨木であるが、いろいろな象徴的な意味がある。
中国文化の象徴としての銀杏、あるいは、知識の象徴としての銀杏。例えば、最高学府・東京大学の校章にも使用されている。
また、銀杏には火災避けの力があると信じられていた。さらに、長寿の木としても知られている。

ちなみに、徳川家は、葵紋を使用する以前は、この銀杏紋を使用していたといわれている。


田中久重 。1799年10月16日 - 1881年1月11日、 発明家。
筑後国久留米の鼈甲細工師・田中弥右衛門の長男。国産初の蒸気機関車及び蒸気船の模型、アームストロング砲を完成。また、万年自鳴鐘を作成。東芝の基礎となる田中製造所を設立。三つ銀杏紋は副紋(定紋は三階菱紋)。画像は青山霊園の墓所にて撮影。


椋梨藤太 。1805年 - 1865年7月20日、 長州藩士。
長門国の萩出身。読みは、むくなしとうた。小早川氏庶流で、小早川隆景死後に毛利氏家臣となった椋梨氏の末裔。幕末の長州藩における保守佐幕派(俗論派)の代表的人物。功山寺挙兵後、失脚する。家紋は六つ銀杏紋。顔画像は、「花燃ゆ」で演じた内藤剛志。


辰野金吾 。1854年10月13日 - 1919年3月25日、 建築家。
肥前国・唐津藩の下級藩士の子。帝国大学工科大学学長、建築学会会長。日本銀行本店、東京駅、東京ステーションホテル、韓国銀行貨幤金融博物館等を建築。設計の頑丈さから辰野堅固と呼ばれた。家紋は対い銀杏紋。画像は新宿・常圓寺にて撮影。


藤田四郎 。1861年7月25日 - 1934年1月9日、 官僚。
越後出身。外務省参事官、逓信相・農商務相の秘書官、農商務次官を歴任。また日本火災保険社長、台湾製糖会長などをつとめた。また、御木本幸吉が宮内省御用達となる際の保証人となる。家紋は三つ組み銀杏。青山の長谷寺にて撮影。


久米桂一郎 。1866年9月16日 - 1934年7月29日、 洋画家。
佐賀城下八幡小路に生まれる。父は歴史学者の久米邦武。絵画指導のため画塾「天真道場」を開いた。また黒田清輝岩村透らと美術家の団体・白馬会を結成。品川区上大崎に久米美術館がある。家紋は五つ銀杏。画像は麻布・賢崇寺にて撮影。


沢本頼雄 。1886年11月15日 - 1965年6月29日、 海軍軍人。
山口県出身。読みは、さわもとよりお。日米開戦に対しては反対だったといわれているが軍事参議官のまま終戦を迎えた。戦後は、水交会会長を務めた。最終階級は海軍大将。家紋は三つ組み合せ銀杏紋。画像は多磨霊園の墓所にて撮影。


美濃部亮吉 。1904年2月5日 - 1984年12月24日、 政治家。
東京府出身。天皇機関説事件により貴族院議員を辞職した美濃部達吉の子。日本社会党を支持基盤とする革新都知事に就任。退任後は、参議院議員となる。家紋の丸に並び三つ星紋と対い銀杏紋は、谷中霊園にある従兄弟の美濃部洋次の墓所にて確認。


片岡仁左衛門(15代) 。1944年3月14日 - 、 歌舞伎役者、俳優。
大阪府出身。十三代目・片岡仁左衛門の三男。テレビドラマ「太閤記」「太平記」「元禄太平記」等に出演。芸術祭賞、毎日芸術賞、紫綬褒章等を受賞。定紋は丸に二引両、替紋は追っかけ五枚銀杏。池上本門寺の片岡氏墓所には一つ銀杏巴の紋がある。


中村勘三郎(18代) 。1955年5月30日 - 2012年12月5日、 俳優。
東京都出身。本名は波野哲明。十七代目・中村勘三郎の長男。姉は女優の波乃久里子。屋号は中村屋。定紋は角切銀杏、替紋は丸に舞鶴。代表出演作『元禄繚乱』(大河ドラマ)『仮名手本忠臣蔵』(歌舞伎)。画像は葬儀場の角切銀杏紋。


今村良樹 。1957年9月19日 -、 歌手、放送作家。
東京都目黒区出身。アイドルバンド「ずうとるび」では、ベース&リードボーカルを担当。また「マジカル頭脳パワー」などの番組の構成作家としても活躍。家紋の向い銀杏紋は、1980年頃の雑誌記事「これがアイドルスターの家紋だ!!」による。

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まさむね

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