九州場所の注目の二人・琴奨菊と稀勢の里について
今日は久しぶりに大相撲についての話です。
今年前半のいわゆる不祥事の影響か、九州場所でのお客さんの入りは今一つのようです。
もともと、九州場所は、両国に比べると空席が目立つことが多いのですが、それでも8日目まで、まだ満員御礼が出ていないのはちょっと寂しいですね。
ただ、ここまで観てきて、やっぱり、琴奨菊と稀勢の里という注目を集める二人の活躍は素晴らしい。
今日はその二人について語ってみたいと思います。
先ほど、客入りがいまひとつという話をしましたが、それでも、今場所は福岡県柳川市出身の新大関の琴奨菊が好調なので土俵の盛り上がりは、いつも以上に感じられます。
この琴奨菊に関してですが、自分の印象だと、大関になる以前は、豪栄道、稀勢の里、鶴竜、栃煌山、豊ノ島等と比べて、それほど突出した感じはしていなかったのですが、先場所位から、急に別格的な存在になってきましたね。
琴奨菊のいいところは、土俵下で次の対戦を待つときの集中力の高め方、そして塩の撒き方、このあたりの個性的な所作は僕の好みです。
白鵬をはじめ、土俵下では、極めて無表情な力士が多い中、琴奨菊は両肘を締めて顔を覆う仕草をします。まさに、これから勝負へ向う男の緊迫感が漂っています。
また、塩の撒き方ですが、琴奨菊は、朝青龍以来の上位の左利き力士ですね。しかも、塩を撒く方向が前ではなく横。こういったちょっとした違いが僕には好ましく感じられます。
ある意味、力士が積み重ねてきた歴史がそういった一つ一つの所作として現れているのだと僕は感じます。多分、今までの勝敗の縁起の積み重ねなのでしょう。
勿論、今場所の琴奨菊の相撲内容は素晴らしい、今日の鶴竜戦など、既に二人の間に厳然と存在する「格」の違いを見せ付けてくれました。やはり、番付が力士を作るという面もあるのだということを改めて知りました。
しかし、それにしても福岡国際センターの琴奨菊コールは凄いですね。地元福岡、柳川からの応援団という話ですが、子供達が一生懸命に応援している姿というのは、全く関係のないテレビのこちら側の視聴者をも励ましてくれているようです。
僕は、柳川という街に一度、足を運んだことがあるんですが、本当に綺麗な街ですね。数学者の藤原正彦が「国家の品格」の中で、美しい風土が偉人を生むというなことを書いていましたが、確かに、柳川という街は、人口の割りには多くの有名人を輩出しています。琴奨菊を始めとして、北原白秋(詩人)、壇一雄(小説家)、廣松渉(哲学者)などの文化人や、妻夫木聡(俳優)、徳永英明(歌手)といった芸能人もそうですね。
さて、話は変りますが、今場所、大関昇進を賭けて闘う稀勢の里の闘志もいいですね。
今日の相撲は、琴欧洲の一気の出足に、危ない場面もあり、徳俵に足をかけての辛勝でしたが、それでも勝ちは勝ちです。一場所15番あるうち、こういった相撲も数番はあるもので、それをいかに乗り切るかというのが大関昇進のカギになります。その意味で今日の一勝は大きかったように思います。
稀勢の里を見ていて感じるのは、その堂々とした態度が、往年の北の湖に似ているということ。土俵下での、その表情は、悪く言えば無愛想にも受け取られがちかと思うのですが、それでも、あのマブタを激しく開閉して紅潮した顔面は、琴奨菊とは別の意味で、常に緊張感を感じさせます。
そして、稀勢の里といえば、もう一つ、付け加えなければならないのは、本場所直前に亡くなった元横綱隆の里の鳴戸親方のこと。テレビニュースでは、涙を見せながらその悲しみを語っていた稀勢の里ですが、大関昇進こそが一番の供養になるということでしょう。
鳴戸部屋の力士は、稀勢の里もそうですが、高安、十両の隆の山など、多くが茶色のマワシをつけて土俵に上がっています。勿論、これは亡き親方・隆の里のマワシの色と同じ。
先場所まではそれほど、気にしていなかったのですが、親方が亡くなった今場所は特にその色が現役時代の親方を思い出させ、往年の相撲ファンの心の奥の記憶を刺激しますね。
これも大相撲という長い歴史のある芸能スポーツだからこその、味わい方だと僕は思います。
琴奨菊と稀勢の里。今場所、残り7日ですが、優勝を目指して頑張って欲しいと思います。
まさむね
2011年九州場所関連エントリー
2011.11.29:稀勢の里昇進問題、あるいは合理主義とノスタルジーの葛藤
2011.11.25:21回目の優勝を飾った白鵬について改めて考えてみた
2011.11.22:期待の大相撲・阪神四天王(豪栄道、栃の若、妙義龍、勢)
2011.11.21:大相撲で頑張る白人達の話





九州場所前半戦が終わって全勝に琴奨菊関、1敗に稀勢の里関がいるのはファンにとっても満足ですね。もしも今場所も日本人力士が幕内優勝できないと、来場所は国技館掲示の日本人力士の優勝額が消えるので奮起していると思います。本来ならば秋場所がそうなっておりました。
琴奨菊関は今年に入ってから安定しており、1月から全部10勝以上しております。白鵬関に次いでここまで(11月20日現在)今年2位の勝ち数を記録しています。稀勢の里関らの廻しの色は「えんじ色」(早稲田大学のスクールカラー)ですね。確かに風貌や体系、新小結までの昇進ペースが北の湖に似ていますね。ただ、両者ともやや「あんこ」ぎみであるのが気になります。豊ノ島関や豊響関も同様です。
外国出身3大関は来年までに横綱になれないと望みが消えますね。新聞でも彼らの低迷について書いてありました。琴欧洲関はケガしなければ今場所は勝ち越し=カド番脱出でしょう。気が付くと大関在位6年です。
えびすこさんへ
一本気新聞へお越しいただきありがとうございます。
また、コメントありがとうございました。
日本人力士の優勝が無いのはついにそこまで来ましたか。じゃあ琴奨菊に対する期待は大ですね。
北の湖と稀勢の里とは切れ長の目も共通ですね。
豊ノ島は上背がないので、現状の体系は仕方が無いのかなぁと思ったりもします。ライバルの琴奨菊が大関になったので心中期するものがあるはずですね。
近年、時津風部屋はゴタゴタが続きましたが頑張って欲しいですね。
琴欧洲の今日の相撲は辛かったです。「待った」をしたかったのに、なんとなく立ったという感じでしたね。とりあえず、勝ち越して来場所から再起してほしいものですね。
福島県と宮城県と岩手県を除く44都道府県でアナログ放送が終了したことと節電と野球賭博事件と八百長問題の不祥事などを理由に大相撲はもう廃止すべきです。両国国技館にある優勝額は2011年1月の初場所までの優勝額にし、2011年7月の名古屋場所以降(2011年5月の審査場所は優勝額が製作されていない)の優勝額は外して捨てるべきです。また優勝額は2011年1月の初場所終了状態で2005年11月の九州場所の朝青龍の優勝額から2011年1月の初場所の白鵬の優勝額までの32枚にし、朝青龍11枚、白鵬18枚、琴欧州1枚、日馬富士1枚、栃東1枚にするべきです。2011年3月の春場所が中止になっていたため2010年度最後の本場所は2011年1月の初場所でした。年度全体のアナログ放送は2010年度で終了で2011年度は4月1日から7月24日の正午までと年度全体ではありません。福島県と宮城県と岩手県は2012年3月31日にアナログ放送が終了する予定です。1980年度(1981年3月31日)以前生まれの力士はもう強制引退すべきです。また1981年度(1981年4月1日)以降生まれの力士は新大相撲の力士になるべきです。横綱白鵬は1984年度(1985年3月11日)生まれなので1981年度(1981年4月1日)以降生まれです。新大相撲は会社名が新日本相撲協会で2013年の5月に開幕させるべきです。新大相撲の本場所は5月の夏場所と9月の秋場所と1月の冬場所の3場所にし、場所は大田区総合体育館で大田区総合体育館は2012年2月に開館が予定されています。新大相撲の優勝額は大田区総合体育館に付けるべきです。新大相撲開幕まで1981年度(1981年4月1日)以降生まれの力士は相撲の練習をするべきです。また両国国技館と愛知県体育館と福岡国際センターと大阪府立体育館は憩いの場(改装せずにそのまま土俵を外さない状態)にするべきです。
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